購入のプロセス

 オファー(購入申し込み)を提出する

リアルターを通して買い手側が「この不動産を購入したい」と売り手側に示します。希望購入価格・希望登記日(決済日)・付属品の有無、そして買い手側の住宅ローンの内容、物件審査(オファー提出後に行われます)、売り手側の契約している住宅保険内容などを含んだ条件付きのオファーになることが一般的です。

 条件付きオファーから無条件オファーへ

売り手側が買い手からの条件付きオファーに合意した場合、条件をつけた側(買い手)は一定期間内(通常約1週間)にその条件をクリアしていかなければなりません。上記の例を条件にあげた場合、住宅ローンの本承認証明書の取得
(モーゲッジ・アプルーバル) 、専門家であるホームインスペクターによって行われる物件調査(室内の環境、家全体のコンディション、水漏れ、電化製品など、建物そのものに対する調査)、住宅保険会社への問い合わせ、が挙げられます。条件をクリア後、売り手側が無条件オファーに合意した時点で、正式な本契約となります。本契約後のキャンセルは認められません。

 保証金(デポジット)の支払い

本契約が成立後、保証金を支払います。一般的な保証金の額は購入価格の5%~10%です。

決済日まで、不動産会社によって保管されます。